簿記論は「理解の試験」ではありません。
処理スピードの試験です。
本試験は120分ですが、問題量が多いため、
多くの受験生が時間不足になります。
つまり、合格するためには
計算スピードを意識したトレーニング
が必要です。
1.簿記論で時間が足りなくなる理由
- 仕訳を書くのが遅い
- 計算過程が整理されていない
- 問題文を読むのに時間がかかる
- 途中で止まってしまう
特に多いのは、
「途中で考え込んでしまう」ことです。
2.計算スピードを上げる基本トレーニング
① 仕訳の瞬発力を鍛える
問題を見た瞬間に仕訳が書けるようにします。
例えば次のような問題です。
例題
備品(取得原価600,000円、耐用年数5年、残存価額0円)について、
当期の減価償却費を計上する。
解答
600,000 ÷ 5 = 120,000
(借)減価償却費 120,000 /(貸)減価償却累計額 120,000
このレベルの仕訳は、考えなくても書けるようにします。
② 電卓スピードを上げる
税理士試験では電卓操作も重要です。
- 数字を見てすぐ入力する
- 桁数を間違えない
- 連続計算に慣れる
毎日少しでも電卓を触る習慣をつけましょう。
③ 計算用紙の使い方を決める
合格者は計算用紙の使い方が決まっています。
- 左に問題番号を書く
- 計算を縦に整理する
- 途中結果を残す
計算が整理されていると、ミスも減ります。
3.おすすめトレーニング方法
1日10分だけでも、次の練習をしてください。
- 仕訳10問
- 個別問題1問
- 電卓練習
短時間でも毎日続けることが重要です。
4.スピードより大事なこと
ただし、スピードだけを追いかけると危険です。
本試験で最も大切なのは
正確さ
です。
ミスを減らしながらスピードを上げていくことが、
簿記論合格への近道です。
まとめ
- 仕訳は反射レベルまで練習する
- 電卓操作に慣れる
- 計算用紙を整理する
計算スピードは一朝一夕では上がりません。
しかし、毎日積み重ねれば確実に伸びます。
次回は、
「簿記論の総合問題を攻略する方法」
を解説します。
