税理士試験には必須科目が2つあります。
- 簿記論
- 財務諸表論
簿記論は「計算」の科目です。
では、財務諸表論は何でしょうか。
財務諸表論は「会計の理論」を理解する科目です。
1.財務諸表論の試験構成
財務諸表論の試験は、大きく2つに分かれています。
| 分野 | 内容 |
|---|---|
| 理論 | 会計の考え方・会計基準の理解 |
| 計算 | 財務諸表作成・会計処理 |
つまり、簿記論の計算力に加えて、
「なぜその処理をするのか」
を説明できることが求められます。
2.財務諸表論が難しい理由
多くの受験生が感じる難しさは、次の3つです。
- 理論暗記が膨大
- 計算と理論の両方が必要
- 文章問題への対応
特に理論は、ただ暗記するだけでは点が取れません。
内容を理解した上で、文章として書けることが必要です。
3.簿記論との違い
| 科目 | 特徴 |
|---|---|
| 簿記論 | 計算中心・処理スピードが重要 |
| 財務諸表論 | 理論+計算・理解力が重要 |
簿記論は「手を動かす科目」、
財務諸表論は「頭で理解する科目」と言われることもあります。
4.簿記論との同時学習
多くの受験生は、
簿記論と財務諸表論を同時に受験します。
理由はシンプルです。
- 内容が重なっている
- 計算分野が共通している
- 効率よく学習できる
ただし、勉強時間はかなり必要になります。
5.財務諸表論の勉強のコツ
- 理論は早めに覚え始める
- 簿記論の計算とリンクさせる
- 過去問で出題傾向を確認する
特に理論は、直前期にまとめて覚えるのは大変です。
少しずつ積み上げることが重要です。
まとめ
財務諸表論は、
- 理論
- 計算
の両方が必要な科目です。
簿記論と合わせて学習することで、
会計の理解は一気に深まります。
次回は、
「税法科目はどのように選ぶべきか」
を解説します。
