日別アーカイブ: 2026年3月17日

税理士合格ロードマップ 第8回 財務諸表論とはどんな科目なのか

税理士試験には必須科目が2つあります。

  • 簿記論
  • 財務諸表論

簿記論は「計算」の科目です。
では、財務諸表論は何でしょうか。

財務諸表論は「会計の理論」を理解する科目です。


1.財務諸表論の試験構成

財務諸表論の試験は、大きく2つに分かれています。

分野 内容
理論 会計の考え方・会計基準の理解
計算 財務諸表作成・会計処理

つまり、簿記論の計算力に加えて、

「なぜその処理をするのか」

を説明できることが求められます。


2.財務諸表論が難しい理由

多くの受験生が感じる難しさは、次の3つです。

  • 理論暗記が膨大
  • 計算と理論の両方が必要
  • 文章問題への対応

特に理論は、ただ暗記するだけでは点が取れません。

内容を理解した上で、文章として書けることが必要です。


3.簿記論との違い

科目 特徴
簿記論 計算中心・処理スピードが重要
財務諸表論 理論+計算・理解力が重要

簿記論は「手を動かす科目」、
財務諸表論は「頭で理解する科目」と言われることもあります。


4.簿記論との同時学習

多くの受験生は、

簿記論と財務諸表論を同時に受験します。

理由はシンプルです。

  • 内容が重なっている
  • 計算分野が共通している
  • 効率よく学習できる

ただし、勉強時間はかなり必要になります。


5.財務諸表論の勉強のコツ

  • 理論は早めに覚え始める
  • 簿記論の計算とリンクさせる
  • 過去問で出題傾向を確認する

特に理論は、直前期にまとめて覚えるのは大変です。

少しずつ積み上げることが重要です。


まとめ

財務諸表論は、

  • 理論
  • 計算

の両方が必要な科目です。

簿記論と合わせて学習することで、
会計の理解は一気に深まります。

次回は、

「税法科目はどのように選ぶべきか」

を解説します。