第52回 合格する人の勉強法と落ちる人の勉強法 ― 実例ミニクイズ付き

ここまで、仕訳・決算整理・固定資産処分・試験戦略まで見てきました。

では最後に差がつくのは何か。

「勉強のやり方」

同じ教材を使っても、
合格する人と落ちる人には明確な違いがあります。


1.落ちる人の勉強法

  • ノートをきれいにまとめる
  • テキストを何度も読む
  • 「分かった気」になる

しかし、本試験で必要なのは、

「思い出せる力」

読むだけでは、思い出せるようにはなりません。


2.合格する人の勉強法

  • 必ず手を動かす
  • 時間を測る
  • 間違いノートを作る

そして最大の特徴は、

「問題を解く時間の方が長い」

インプットよりアウトプットが多いのです。


3.ミニ実例クイズ

では、実際に考えてみましょう。

【問題】
12月1日に1年分の保険料120,000円を現金で支払った。
決算日は12月31日。

問:決算整理仕訳はいくらか?

(30秒以内で考えてください)


4.解答と考え方

まず日本語に戻します。

  • 1年分払った
  • 使ったのは1か月分だけ

→ 11か月分は来期の費用

計算
120,000 × 11/12 = 110,000円

決算整理仕訳

前払費用 110,000 / 保険料 110,000


5.なぜこのクイズが重要か

読んでいるだけだと、
「簡単」と思います。

しかし、時間を区切ると、
意外と迷いませんでしたか?

本試験は、
「時間制限付きアウトプット試験」です。


6.今日から変えること

  • 読む時間を減らす
  • 解く時間を増やす
  • 必ず時間を測る

これだけで、
勉強の質は大きく変わります。


まとめ

  • インプット中心は危険
  • アウトプット中心に切り替える
  • 時間制限を必ずつける

次回は、
👉 「本試験レベルの総合ミニ問題(実戦編)」
に挑戦してみましょう。