日別アーカイブ: 2026年3月11日

税理士合格ロードマップ 第6回 簿記論の計算スピードを上げるトレーニング

簿記論は「理解の試験」ではありません。

処理スピードの試験です。

本試験は120分ですが、問題量が多いため、
多くの受験生が時間不足になります。

つまり、合格するためには

計算スピードを意識したトレーニング

が必要です。


1.簿記論で時間が足りなくなる理由

  • 仕訳を書くのが遅い
  • 計算過程が整理されていない
  • 問題文を読むのに時間がかかる
  • 途中で止まってしまう

特に多いのは、

「途中で考え込んでしまう」ことです。


2.計算スピードを上げる基本トレーニング

① 仕訳の瞬発力を鍛える

問題を見た瞬間に仕訳が書けるようにします。

例えば次のような問題です。

例題

備品(取得原価600,000円、耐用年数5年、残存価額0円)について、
当期の減価償却費を計上する。

解答

600,000 ÷ 5 = 120,000

(借)減価償却費 120,000 /(貸)減価償却累計額 120,000

このレベルの仕訳は、考えなくても書けるようにします。


② 電卓スピードを上げる

税理士試験では電卓操作も重要です。

  • 数字を見てすぐ入力する
  • 桁数を間違えない
  • 連続計算に慣れる

毎日少しでも電卓を触る習慣をつけましょう。


③ 計算用紙の使い方を決める

合格者は計算用紙の使い方が決まっています。

  • 左に問題番号を書く
  • 計算を縦に整理する
  • 途中結果を残す

計算が整理されていると、ミスも減ります。


3.おすすめトレーニング方法

1日10分だけでも、次の練習をしてください。

  • 仕訳10問
  • 個別問題1問
  • 電卓練習

短時間でも毎日続けることが重要です。


4.スピードより大事なこと

ただし、スピードだけを追いかけると危険です。

本試験で最も大切なのは

正確さ

です。

ミスを減らしながらスピードを上げていくことが、
簿記論合格への近道です。


まとめ

  • 仕訳は反射レベルまで練習する
  • 電卓操作に慣れる
  • 計算用紙を整理する

計算スピードは一朝一夕では上がりません。

しかし、毎日積み重ねれば確実に伸びます。

次回は、

「簿記論の総合問題を攻略する方法」

を解説します。