ここまで決算整理仕訳を一通り学んできました。
今回は、実戦形式で確認してみましょう。
紙とペンを用意してください。
本試験と同じように、時間を区切って考えてみましょう。
【ミニ総合問題】
決算日は12月31日である。次の事項について、決算整理仕訳を答えなさい。
- 12月1日に1年分の保険料120,000円を現金で支払っている。
- 12月分の水道光熱費8,000円は翌年1月に支払う予定である。
- 備品300,000円(耐用年数5年、定額法、残存価額0円)を10月1日に取得している。
制限時間:3分
――ここで一度スクロールを止めてください。
【解答・解説】
① 保険料(前払費用)
1年分支払ったが、使ったのは1か月分だけ。
120,000 × 11/12 = 110,000円
仕訳
前払費用 110,000 / 保険料 110,000
→ 来期分を資産に振り替えます。
② 水道光熱費(未払費用)
使ったが、まだ払っていない。
仕訳
水道光熱費 8,000 / 未払費用 8,000
→ 足りない費用を追加します。
③ 減価償却
年間償却額:
300,000 ÷ 5年 = 60,000円
10月1日取得なので3か月分。
60,000 × 3/12 = 15,000円
仕訳
減価償却費 15,000 / 備品減価償却累計額 15,000
【この問題で確認したいこと】
- 前払は「払いすぎ」
- 未払は「足りない」
- 減価償却は「期間配分」
すべて、期間のズレを修正しているだけです。
【実戦ポイント】
この3問は、本試験なら確実に取りたいレベルです。
もし3分を超えたなら、
まだ処理スピードを上げる余地があります。
読んで理解するのではなく、
時間内に処理できるかが重要です。
まとめ
- 総合問題は基本の集合体
- 期間のズレを意識する
- 必ず時間を測る
次回は、
👉 「固定資産売却を含むミニ総合問題②」
に進みます。
